添乗員のこぼれ話 ウィーンで遭遇したタダ乗り日本人

添乗員のこぼれ話

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

お疲れ様です!たろうです。

たろう
たろう

海外に行けなくなってもう1年半近くですね

先日の海外旅行再開の記事を書いていて、つい物思いにふけりました。

さて、本日は私が添乗員として海外に行ったときの出来事を振り返り、
ちょっとした体験エピソードをシェアしたいと思います。


週末なので、気楽に読んでもらえればと思います!

こんな人におすすめ

添乗員の目線を知りたい方

これを読むと

添乗員・ガイドに嫌がられる行動が分かる

読者
読者

めちゃくちゃニッチな記事

たろう
たろう

はい、無理に対象を作りました笑

舞台はオーストリア・ウィーン

ウィーンの街並み


ウィーンは音楽の都であり、ハプスブルク家の隆盛と中世の街並みが残る歴史と音楽の街です。

かれこれ4年ほど前の10月にさかのぼります。

その日は秋晴れの気持ちのいい天気でした。←こんなのいらない?笑

この日はお客様4名と現地ガイド1人で、ウィーンにあるシェーンブルン宮殿へ観光に向かいました。

タダ乗り日本人

シェーンブルン宮殿(ハプスブルク家の離宮で世界遺産です)

当時の王家が過ごしていた部屋や応接間が見どころのでっかい宮殿
と思っていただければと思います。
※ちなみにマリーアントワネットの部屋もあります。

観光中はガイドさんのイヤホンマイクを通して、お客様の受信機のイヤホンから聞き取れる仕組みで順番に進んでいきます。

こういうマイクを付けて聞きます

順調に宮殿内を観光していたところ、中盤あたりから若い1人の日本人女性がしらっと行動を共にするように付いてきました。

1人なので、詳しい解説が聞きたかったのでしょう。

気づかれないような微妙な距離感でついてきました。

それも移動中は離れて先回りして、私たちのガイドが話はじめるとしら~っと近づいてきて、あたかも「私は聞いていませんよ」という空気でしっかり聞いていました。

イメージ

ガイド
ガイド

ここはマリーアントワネットの部屋デース。
当時の食器テーブルがあり、~~デース。

お客さん
お客さん

へぇ~面白いわ~

タダ乗り女
タダ乗り女

ふんふん!日本語で聞けてラッキー!

これ、しれ~っと聞いてるつもりでも添乗員とガイドにはバレバレです!

まぁ1か所か2か所くらいなら黙って見過ごしますが、さすがに何か所もついて来られると迷惑です。

だって、お客様のお金でガイド料を払っているので、そこはプライベートガイドで他人が聞けるものではありません。

こう言うと「誰にも迷惑かけていない!」「けち!」と思う人もいるかもしれませんが、

反対に考えてみてください。

自分のお金で支払ったサービスを他人がタダ乗りしたら、腹立ちますよね!?

日本人はあまり口にしませんが、絶対に気づかれる行為という事は自覚した方がいいですよ。

彼女を撃退したウィットに富んだ言葉とは

さて、あまりにも付いてくるので、ここは添乗員の私が注意しようと思い、彼女に近づきました。

すると、私が声をかける前にガイドさんがウィットに富んだ言葉で彼女を撃退しました。

みなさん、何と言ったかお分かりでしょうか?

正解は

ガイド
ガイド

みなさん、一生懸命聞いてくれてありがとうございます。
特にそこのあなた!

タダ乗り女
タダ乗り女

うっ!。。。

すると、これを聞いた瞬間に彼女は一瞬動きが止まり、

そそくさとその場を去っていきました。

自分でもちょっと悪いことしている自覚があったから、かなり焦ったと思います。

このリアクションを見たお客様がひとこと。

お客さん
お客さん

バレていないとでも思ったのかしら

まさにスカッとジャパンみたいな事例でしたね。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今回のようなケースは国内・海外に限らずめちゃくちゃ多いケースです。

聞いている方は悪気がなくても、お金を払ったお客さんからしたらいい気はしません。

せっかく観光に来ているなら、お金を払ってちゃんとサービスを受けた方が

絶対にいいですよ!特に海外では!!

たろう
たろう

バレていないと思っても添乗員やガイドは見ていますよ

これを読んだみなさんは旅行先で恥をかかないように頭の片隅に入れてもらえると嬉しいです。

今回の記事を楽しんでいただけたら、幸いです。

ありがとうございました。

↓ポチっと応援してもらえると嬉しいです!

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました